<現役愛人が説く経済学30>富裕層男性は、なぜ「愛人関係は風俗とは違う」と思い込みたいのか?

東條才子
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疑似恋愛を意地でも本当の恋愛と思い込みたい富裕層男性。その理由は、経費の問題以外にもあった!?

 こんにちは。東條才子と申します。OL業に勤しみつつ、常時4~5名の富裕層男性から金銭的な援助をいただく「愛人ビジネス」を展開しております。

 前回は「富裕層男性ほど愛人とは『コト消費』を好む傾向」といたしまして、男性が愛人に「疑似恋愛」を求めている旨をお話しいたしました。

 女性は疑似恋愛というサービスを提供し、男性は高額なデート代を負担することで満足感を得ます。そう考えますと、愛人関係は「売買」の一種ともいえるでしょう。

 ところが多くの富裕層男性は、売買関係を少しでも意識したとたん、気分を害するのです。

 私が以前、愛人バンクで出会い、数回デートしたAさん(会社役員、40代)がまさにそのタイプでした。外見は小太りで、親の会社を継ぐことが約束されたおぼっちゃんといった出で立ちです。

 愛人バンクではお食事デートをした場合、男性が女性に最低1万円は支払うよう義務付けられています。ところが彼は、高級な鉄板焼きとホテルのバーで3時間もデートを楽しんだ後、1円も支払おうとしなかったのです。

 正確にはタクシーチケットを渡されたのですが、これでは本当に「交通費」にしかなりません。

 裕福なAさんが、まさか女性に渡す1万円を用意できないことはないでしょう。Aさんからは、「君とは本当に相性が良いと思う。また会いたい。色んなところへ君を連れていきたい」と言われ、次回のデートも申し込まれたのですが、私は「危うい」と直感いたしました。

 悪い直感は当たるものです。Aさんは高級旅館で過ごす休暇やクラシック鑑賞など、ハイクラスなデートに誘ってはくれるものの、私の都合がつかず行けないと分かると、とたんに怒り始めたのです。

「僕は君に、OL生活ではできない体験をさせてあげたいと思っているんだよ。だから旅行やコンサートに誘っているのに。それを君がぜんぶ断ったら、デートの目的は最終的に食事をしてセックスするだけになってしまうじゃないか!」

「セックスのたびに僕は、愛人バンクで決められた交通費を君に支払うことになる。そんなの風俗と一緒で、僕は嫌だ!」

 ということだそうです。

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「風俗ではないが、セックスはしたい」という不思議な言い分

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