ハワイのシェアバイク「Biki」登場で、ホノルルマラソンの終了後に起きた「変化」

CEOのロリ・マッカーニー氏

CEOのロリ・マッカーニー氏

アラモアナに自転車が殺到したのは、まったく別の時間帯だった

 そして2017年12月10日、ホノルルマラソンを迎えた。当日、Bikiはどのような一日をたどったのか。 「私自身、全く初めての経験でしたから何がどうなるか見当もつきませんでした。ただ、予想として多くのランナーがスタート地点までBikiを利用するのではないかと考え、まず私たちはスタート地点の自転車を移動させて、ステーションを空にしました」  予想は当たったのか。 「当たりませんでした。実際には思ったほどスタート地点までBikiを利用する人はいませんでした。しかし、ちょうど21マイル地点(42.195kmは26.2マイルなので後半部分にあたる)に行くと、応援のためにBikiで移動している人が多くみられました。その一方で、ゴールしたランナーは疲れているでしょうから自転車に乗ることはないだろうというのが私たちの予想でしたが、実際にはBikiで帰宅するランナーは多かった。 ただ本来ならヴァンがあって空っぽのステーションに余っている自転車を運ぶといったことを行っているわけですが、大会中は道路が封鎖されますからね」  今回の経験を踏まえて、今年はどうするのか。 「まだ今回の教訓についてはまとめきれておりませんので、もしご利用になった皆さんの声とかご希望があればぜひお寄せいただきたいと思います。そのうえで検討したいと考えておりますが、ただ言えるのはスタート地点のアラモアナに自転車が集中するのは当初予想していた午前3時・4時ではなく、午後3時過ぎでした。ここに大きなヒントがあるのではないかと考えております。あと、今年はその日だけ使える臨時ステーションをいくつか設置することもあるかもしれませんね」  これまでホノルル市内の移動は公共のザ・バスやトロリーによるものがほとんどだったが、今後はBikiによって大きく変わり自由度が高まったのは間違いない。  ホノルル市自体それほど面積が広いわけではないので自転車で30分もあれば大体の場所に移動できる。今後、要注目である。 【タカ大丸】  ジャーナリスト、TVリポーター、英語同時通訳・スペイン語通訳者。ニューヨーク州立大学ポツダム校とテル・アヴィヴ大学で政治学を専攻。’10年10月のチリ鉱山落盤事故作業員救出の際にはスペイン語通訳として民放各局から依頼が殺到。2015年3月発売の『ジョコビッチの生まれ変わる食事』(三五館)は12万部を突破。最新の訳書に「ナダル・ノート すべては訓練次第」(東邦出版)。  雑誌「月刊VOICE」「プレジデント」などで執筆するほか、テレビ朝日「たけしのTVタックル」「たけしの超常現象Xファイル」TBS「水曜日のダウンタウン」などテレビ出演も多数。公式サイト
 ジャーナリスト、TVリポーター、英語同時通訳・スペイン語通訳者。ニューヨーク州立大学ポツダム校とテル・アヴィヴ大学で政治学を専攻。’10年10月のチリ鉱山落盤事故作業員救出の際にはスペイン語通訳として民放各局から依頼が殺到。2015年3月発売の『ジョコビッチの生まれ変わる食事』は15万部を突破し、現在新装版が発売。最新の訳書に「ナダル・ノート すべては訓練次第」(東邦出版)。10月に初の単著『貧困脱出マニュアル』(飛鳥新社)を上梓。 雑誌「月刊VOICE」「プレジデント」などで執筆するほか、テレビ朝日「たけしのTVタックル」「たけしの超常現象Xファイル」TBS「水曜日のダウンタウン」などテレビ出演も多数。
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