<現役愛人が説く経済学28>不動産王に3億貢がせた、「共犯関係マーケティング」

東條才子
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相手をトリコにさせれば、3億円も5億円も引き出すのはたやすい

 皆さんこんにちは。東條才子と申します。決して若くも美人でもないOLですが、複数の富裕層男性から毎月契約額をいただく「愛人」をしております。

 前回は「ビートたけしの愛人に見る大物操縦術」といたしまして、愛人ピラミッドの頂点に位置する女性の差別化戦略をお話ししました。今回は、男性と共犯関係を築くことで3億円もの資金を得た女性のお話です。

 ビートたけしさんの愛人と噂されるA子さん。彼女はおそらく、価格(愛人にかかるコスト)とサービス(たけしさんの要求に答えるきめ細やかな対応)で他者を圧倒しているのでしょう。

 たけしさんのニーズをすべて実現できる唯一無二の取引先なのです。たけしさんが周りの言うことを聞かず、客観性を失っている(ように見える)のも無理はないでしょう。

 客観性を失わせるほど資金を提供して頂くには、ただ外見がよく床上手というだけではいけません。小手先の恋愛テクニックに頼らず、取引先のニーズを常に察知する。競合との差別化を意識し続ける。

 そうして「この女性しかいない」と思わせることができれば、クライアントにとって、多少無理をしてでもお付き合いを続けたい存在になれるでしょう。

 以前、バブル時代から資産を築き続けた不動産会社社長(Bさん)とお会いしたことがございます。私たちの想像も及ばぬお金持ちの彼は、10年前、愛人と別れる際になんと3億円もの資金を援助したことがあるそうです。

「色々あったんだよ」と言いつつ、愛おしそうに思い出を語るBさん。客観的にみますと、本妻以外の女性にポンと3億円も渡すなんて常識的ではございません。

「いい女だったんだけどね、何年も一緒にいるうち、彼女が僕を本気で好きになってしまったんだ。僕も一緒になりたかったけど、奥さんがいるから離婚できない。しまいには彼女が『離婚しないなら家まで乗り込んでくる!』と言って、騒ぎになってね。お詫びに3億円を渡して、別れることになったんだ」(Bさん談)

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「共犯関係」を武器にした愛人の勝算

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