愛人バンクに登録すると、女性のランクにもよりますが、週に1回は男性会員からの「デート」の申込みがございます。そうして、何名もの男性とお会いしているうち、登録男性のペルソナ(属性)が分かってきました。
それは、以下のようなものです。
・都内在住、または出張で都内を頻繁に訪れる
・年収は1000万円以上だが、億単位ではない
・年齢は40代から60代
・妻子がいる
更に細かく見ていきますと、
・銀座や六本木のクラブで散財するほどの余裕はなく、ホステスやキャバ嬢と遊ぶのはそこまで好きではない
・そもそも「玄人」があまり好きではない
・よって、性風俗へはできるだけ行きたくないと思っているし、ほとんど行かない
・だが、性欲や男性としての承認欲求はあり、若い女性と出会いたいと強く願っている
・「素人」の女性で、仕事を頑張っている子を応援したい
マーケティングアプローチで最も重要なのは、相手を知ることです。
多くの男性と出会った結果、私は上記のような「ターゲットのペルソナ」を分析いたしました。初対面の男性でも、多くが上記の属性に当てはまることが理解できていれば、その後の愛人マーケティングがうまくいきやすいのです。自分を売り込むには、まず相手を知ること。これは、ビジネスの基本とも重なるのではないでしょうか。
<文・東條才子>