古物台帳は各都道府県の防犯協会で販売しています。その他エクセル等独自にパソコンで管理することも認められています。こちらは3年間保存しておかなければなりません。 　本業でなく副業・サイドビジネスとしてやられる方も同様です。中古品を仕入れて継続的に販売する場合は取得が必要になります。 　本業ではないから、取得しなくても良いと古物商を取得しないままでいると、検挙されている人もいるので、副業であったとしてもきちんと取得していたほうがよいでしょう。ちなみに、無許可で古物商の営業を行うと『懲役3年または100万円以下の罰金』が課せられてしまいます。 　盗品などを掴まされたり、自身の店が盗難にあった場合も、警察に後ろめたい気持ちを持たずに済みますし、話が早くなります。また、古物商になると、古物市場に参加出来る事が出来ることも大きなメリットです。申請費用もそう高いものではないので、取得しておくことをオススメします。（参照：『サラリーマンの副業にもうってつけ！古物商免許を取って転売ビジネスを開始せよ』） ＜文・写真／泉澤義明＞ いずみさわよしあき●1970年千葉県生まれ。リサイクルアドバイザー。高校卒業後、広告会社、テレビ制作会社等に勤務。副業で始めたオークションで半年後に独立、ネット古物商となる。自身の経験を活かし、ネット販売の講師も行っており、受講者からはわかりやすく、結果が出ると好評。オークション取引はヤフオク・メルカリ合わせて1万件以上の高評価を得ている。著書、『プロが教える儲かる「ネット古物商」の始め方』（ぱる出版）が発売中。