長友佑都の“上から目線”ツイートにイラつく人が多いのは、日本に「社会」が存在しないため<北条かや>

北条かやの「炎上したくないのは、やまやまですが」【その12】

geralt via pixabay(CC0 Creative Commons)

 このところ、芸能人や有名人の「上から目線」発言が立て続けに批判されている。昨年末には、元SMAPの香取慎吾さんが「出勤の人の流れみて 色がないなぁ.と 俺は色だらけなんだなぁ.と 思う朝」「心カラフルな一日でありますように!」とツイートし、共感の声も多く寄せられた一方、「サラリーマンをバカにしているのでは」「その『色がない』人たちから仕事をもらっているんだろ」とプチ炎上した。

長友選手「日本人は猫背で表情が暗い」

 年が明けて今月7日。今度はサッカー選手の長友佑都さんが、イタリアから一時帰国した際、「日本帰ってきたけど、猫背で、表情暗い人かなり多いなぁ。みんな疲れてるんかな。姿勢意識するだけでも、思考が変わり、顔の表情変わると思うんやけど」とツイート。続けて「俺が時差ぼけでテンション狂ってるだけかな。苦笑 みなさんファイト!」と発言した。  これにも「その通りですよね」「姿勢気をつけます!」と共感する声はあったものの、一部のネットユーザーが反発。 「上から目線で日本をディスっている」「そりゃあ海外で活躍するサッカー選手からみたら日本のサラリーマンなんて暗く見えるだろう」「何様ですか」など、感情的に反応する声も散見された。  イタリアで活躍する長友選手からの「軽いダメ出し」を、香取慎吾さんの「炎上」と重ね合わせて「上から目線」を感じる人がけっこういたらしい。
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日本では「社会」が存在せず、「世間」のルールが支配
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