<現役愛人が説く経済学19>富裕層の男が、銭ゲバ愛人を囲うことはない
前回の続き(「キャッシュフロー開示する愛人は“信用力”が高い」)といたしまして、どのような「キャッシュフロー」を公開すれば男性から多額の資金をいただけるのかを具体的に解説いたしましょう。
この連載で度々申し上げておりますように、互いに扶養義務のない愛人関係は、法律婚よりも「ビジネスのお取引関係」に近いといえます。ビジネスの取引関係で最も大事なのは「信用力」。なんの信用力もない愛人に、男性はビタ一文払いません。
逆にいえば、信用力をアップさせることで、愛人稼業は非常にうまくいきやすいのです。そのために大切なのが、キャッシュフローを公開すること。損益計算書でいう「キャッシュフロー計算書」ですね。
キャッシュフロー計算書は、短い期間のお金の流れを、株主に開示する資料です。
愛人稼業に当てはめますと、私がふだん、どれだけの収入を得て、どんなお金の使い方をしているのか、オープンにすることですね。
ある経営者の男性(40代、Aさん)と出会ったときのことです。彼には小さなお子さんがいるのですが、奥様の浪費に困っているというお話をチラっとされていたんですね。それを不満に感じる彼は、特にコストパフォーマンス意識が高く、費用対効果を気にするタイプだと判断しました。
そこでAさんには、こんなLINEをしてみたのです。
「今日はドラッグストアの特売日だったので、35円のお茶をまとめ買いしました♪ ケチだから飲み物は自販機で買わずに持っていくのが好きなんです笑」(写真つき)
「今日はファミレスへ行って、○○を食べました^^ ~さんはどのファミレスがお好きですか?」(写真つき)
一見、馬鹿馬鹿しいやり取りに思われますが、Aさんからの返信は「それは節約好きでいいことだね!」「僕もファミレスは好きですよ^^」と、好感触です。すぐに愛人契約へと至りました。
私は節約が好きですから、浪費はいたしません。収入が少ないので、それをしっかり管理して使っているのです。後ほど述べますが、私がマーケティングの対象とする平均年収3000万円の男性陣には、そのような属性がプラスのアピールポイントになります。
あけましておめでとうございます。東條才子と申します。
職業はごく普通の金融系OLですが、現役の「愛人」として、常時4~5名の富裕層とのお付き合いがございます。
今回は、信用力をアップさせることで、愛人稼業はうまくいく
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