<現役愛人が説く経済学17>「安心マーケティング」で月額15万円を確保した話
前回は「しょうもない恋愛テクなど1円にもならない」と題しまして、男性をじらすテクニックが、愛人マーケティングにおいて全くの誤りであることを解説しました。今回はその実践編でございます。
前回も申し上げました通り、私が愛人ビジネスの対象とするのは、愛人ピラミッドの頂点におられる年収ウン億クラスの「大企業レベル」ではなく、年収1000~5000万円ほどの「中小企業レベル」です。具体的な職業といたしましては、医師や中小企業の経営者、大企業の管理職クラス。
この層は一見、かなり恵まれているように思われますが、ご自身が「ピラミッドの頂点」ではないことも意識しておられますから、「俺クラスの年収で愛人を抱えられるのだろうか」とか、「もっと年収の高い男性なら、銀座の高級クラブで美女を囲ったりできるんだろうなぁ」等の不安を抱えておられます。
一方、彼らは、最低でも毎月20万円~40万円ほどの可処分所得をお持ちですから、「妻以外の女性と遊びたい」というニーズを隠すことはできません。
そんな、「年収コンプレックス」と「それなりの資金」をお持ちの男性たちに効果的なのは、不安をあおるマーケティング手法ではなく、「この子なら、自分の可処分所得を注ぎ込んでもいい」と思わせる「安心感マーケティング」なのです。
ある顧客男性(Aさん、40代、年収2000万円)と、出会って2ヶ月で「毎月15万円の契約、顧客訪問は1~2回、0回しか会えなくても契約額は必ず振り込む」との内容を取り付けた際のことです。
私は、彼からのLINEに対して「毎回即レス」を心がけておりました。余計な焦らしはせず、「24時間、365日メールサポート」。そうすることで「この子は素直だな、本当に俺と交際するつもりに違いない」と安心感をもっていただいたのです。
一般的に、男性へのアプローチとしては、焦らして不安を煽るマーケティングが効果的であるといわれております。女性誌には、「LINEの返信を一晩遅らせる」とか、「重い女と思われないように、連絡をしすぎるのはNG」等のテクニックがよく載っておりますね。
しかし年収2000万円の彼は、顧客訪問(デート)の際に、
「ある女性から、2回目の食事で『私は過去に○千万円も貢がれた』みたいな話をされて興ざめだったよ。『自分はレベルが高い』って言いたかったんだろうけど、こっちはそんなにお金ないからね。その子はLINEも3日遅れで返信してくるし、結局長続きしなかった」
との愚痴を聞いておりました。こういう愚痴を言う「中間層」の男性は、意外に多いのです。
こんにちは。東條才子と申します。
OL業の傍ら、ビジネスとして愛人業を営んでおり、4~5名のお金持ちと取引関係があります。不安を抱く男性に「上から目線」は逆効果
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