とろサーモン久保田も言及した「仮想通貨」。いまさら聞けない基礎知識を10分でおさらい

今大きく勝っている人はアルトコインで儲けている

 実需を伴いながら、膨張する仮想通貨市場。その最大の魅力はボラティリティにある。 「特筆すべきは、資産の増えるスピード感です。通常、株やFXで億超えするには5年、10年かかると言われますが、仮想通貨では、わずか半年や1年という期間で『億り人』が続出している」(高城氏)  最近ではレバレッジを利かせたビットコインFXも話題。大きく稼げるチャンスとして、企業やプロジェクトが独自コイン(トークン)を発行することで資金調達を行うICO(Innicial Coin Offering)もある。ただ、より身近なのは「アルトコイン(オルトコイン)」と呼ばれる「ビットコイン以外の仮想通貨」への投資だろう。 「絶対王者であり、基軸仮想通貨として君臨するビットコインを持ち続ける、という投資法は手堅い。が、より利幅を狙うならアルトコインでしょう。今年、時価総額2位のイーサリアムは、1000円から4万円へと40倍に。3位のリップルは1円から一時、50倍にまで値上がりしました。今年に入って誕生した億万長者たちの多くは、このようなアルトコインに資産を傾けています」(高城氏)  現在、日本国内で取引されている仮想通貨は、およそ30種類ほど。海外で取引されているものを含めると、その数は、1000種類を超える。仮想通貨で財を成すには、これらのアルトコインの銘柄選定が肝心となる。
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【ビットコイン取引所の国別比較】仮想通貨マーケットの牽引役は、実は日本。米ドルや韓国ウォン、ユーロが続く。中国勢は当局の規制により取引量が激減している

「仮想通貨においては、価格の推移やチャートの見方や売買の手法など、これまでの金融の知識に加え、ITリテラシーを心得ている人が勝ち残っていくはず。ツイッターなどでいち早く一次情報源をキャッチするための英語力も問われてきます」(大塚氏)  これだけ注目されている仮想通貨、「そろそろ買ってみよう」と思いながらも「本当に大丈夫か?」と危惧する声も多く聞かれる。魅力であり、リスクでもあるのが値動きの激しさだ。 「仮想通貨の価格変動には、いくつかの要因があります。まずは、各国の規制や税の影響。過熱する取引に危機感を抱いた中国当局が規制を大幅に強化した際には、すぐさま相場の暴落を引き起こしたことなどが広く知られています」
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有事の仮想通貨買いが起こることも
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ヤバイお金

ビットコインから始まる真のIT革命

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