<現役愛人が説く経済学12>「時給」でしか自分を売れない人は、愛人だろうが会社員だろうが三流止まり

東條才子

稼ぎたければ「時給の概念」を捨てることは、愛人もサラリーマンも同じ

 こんにちは。東條才子と申します。普通のOLをしつつ、常時4~5人の富裕層男性から経済的な支援を受け、いわゆる「愛人」生活をしております。連載の第4回でもお話しましたが、愛人業は営業職と同じなんですね。今回は、その「営業」において、「時給」という考え方をしてはいけない、というお話です。

 これは愛人業を始める前からですが、都心を歩いていると「スカウト」に遭遇することがしばしばございます。私から妙なオーラが出ているのか、それとも付け入るスキがあるのか分かりませんが、細身の流行服に身を包んだ若い男性は皆、口を揃えてこう言うのです。

「愛人クラブ紹介しますよ。時給5000円は出ますんで!」

 笑止、笑止でございます。彼らは、より多くの素人女性を集めるためのウリ文句として「時給」の高さをアピールしているのでしょう。しかしながら、愛人業に「時給」という考え方はご法度です。特に、高額の契約を取るまでは、できるだけやめた方がよいでしょう。

 「このおじさんと2時間ディナーして、つまらない話に愛想笑いをして疲れたから、時給5000円以上もらわないと無理!」とか、「2件目のバーまで付き合ったのに、4時間でたった1万円なんて……この人、お金持ってないんだろうな。もう会いたくない」

 などと考える女性は多いものです。日頃から色んなアルバイトをしておりますと、時給に換算してしまうのは仕方ないですし、確かに合理的ではありますね。

 あまりに時給が低いデート(顧客訪問)が続きますと、疲弊してしまうのも事実です。愛人の営業は、1人のおじさまだけでなく、他の顧客にも時間を配分しないといけませんから。

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 愛人を囲う富裕層が評価されたいのは「お金」だけではなく「男の自分」

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