踊り子さんだけではない! 大太鼓を担当する女性鳴り物さんも
「和楽連」(左:あかねさん、中央:しほさん、右:はなこさん)
「和樂連」のはなこさんは、女性としては珍しい、大太鼓を担当する鳴り物さんだ。旅行中に見た「高円寺阿波おどり」で大太鼓のパワフルなパフォーマンスに惚れ、この連に加入したという。本番では、彼女の大迫力のパフォーマンスにも注目したいところ。
阿波おどりに“参加する側”になるはどうすればいい?
「高円寺阿波おどり」では、現在残念ながら飛び入り参加できる連はない。もし本番を見て参加したくなった場合、どうすればいいのか?
現在ほとんどの連は公式サイトを設けており、連員募集を行なっているところもある。8月の本番が終われば、次の募集がかかるのはだいたい11月ごろと考えていいだろう。
つまり阿波おどり本番は、じっくりと練習を積んできた成果を発揮する最高の晴れ舞台なのだ。本番ならではの圧倒的な迫力や観客からの熱い声援、そして達成感を肌で感じられることが“参加する側”としての何よりのよろこびだと彼女たちは言う。
来年の8月本番まではかなり遠い道のりではあるが、阿波踊りは高円寺だけに限ったことではない。年間を通じ、舞台でのパフォーマンスや各地のお祭り、テレビ出演や海外出張まであり、認められればそれらの営業に参加することもできる。
今年の「高円寺阿波おどり」、まずは“見る側”として、かわいい踊り子さんたちによる1年の集大成をぜひ見に行きたいものだ。
<取材・文・撮影/櫻井れき>