イスラエルでテロに遭うより、日本で交通事故に遭う確率のほうがはるかに高い

加藤清司

ヤッフォの灯台付近の公園からテルアビブ市内を一望(筆者撮影)

 地理的にも心理的に遠い国イスラエル。筆者が、イスラエル訪問を検討している会社との打ち合わせの際、ビジネスマンから受ける質問ベスト3は以下のとおりである。 1.治安は大丈夫ですか? 2.イスラエルまで、どうやって行けばいいんですか? 3.お勧めのホテルはどこですか?  まず、1つ目の治安について。イスラエル関連のビジネスをやっていると必ず聞かれることがこの質問であるが、私はこう答えている。 「治安は、欧州の都市などに比べても安全でございます。夜中0時を過ぎても女性が一人で歩ける街は、テルアビブを除いてはあまりないです。エルサレム等、旧市街地などを中心に比較的治安は安定しております。ただ、ご承知の通り、散発的にトラブルに巻き込まれることもあります。企業訪問の際は、ホテルから訪問先へ直接タクシーや専用車で行かれることをお勧めしております」  イスラエルの場合、どうしてもテロの悲惨な映像が記憶に残っている。ただ、日本で交通事故にあう確率のほうが、イスラエルでテロに巻き込まれる確率より、はるかに高い。ただ、イスラエルでも交通事故には気を付けた方がいい。事実、私もこれまで、トータル何十回イスラエルにいっているが、交通事故については、一度は生で事故直後の現場を7回以上目撃している。  客観的な情報をお伝えしておくと、外務省のページでテルアビブは、「レベル1 十分注意」である。  タイやインドネシアなどの東南アジアと同じ警告度だ。出張申請を出す場合、上長や会社の総務から同じ質問をされること多いので、活用いただければと思う。
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印象は「危ない、戦争、テロ」から「安全、ビーチ、食事がおいしい」へ
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