小池百合子の選挙カラーを彷彿とさせる安候補のポスター
大韓民国第19代大統領を決める選挙戦が、17日から開始した。
主要な各党の候補者は、「共に民主党」の文在寅氏、「自由韓国党(旧セヌリ党)」の洪準杓氏、「国民の党」の安哲秀氏、「正しい政党(セヌリ党から分裂した保守系政党)」の劉承旼(ユ・スンミン)氏らとなっている。
朴槿恵大統領の弾劾を受けての大統領選。
与党であったセヌリ党系の保守勢力は、実質的には死に体であり、そもそもは革新系の文在寅氏の圧倒的なリードだと言われていた。
しかしここに来て、安哲秀候補の勢いが止まらない。候補者がほぼ出揃った4月3日の時点の世論調査では22.7%だった支持率も、3日後の調査では文候補38%、安候補35%と拮抗、10日に韓国日報が発表した世論調査で二人の差は0.7%まで縮まっている。