「トランプ相場」に乗せられて始める前に…夫婦で気を付けるべき投資デビューの注意点

 夫婦一緒に投資していくのが一番理想的ではあるが、難しい場合は、「最低限毎月1回は運用の状況をパートナーに報告するべき」と横山氏は注意を促す。 「一人だと冷静な判断ができないことも多いですが、パートナーに相談して、客観的な意見を仰ぐことで安易な行動を防ぐことができるはずです。あと、『資産運用をする』という目的を夫婦一緒に持つことで、お互いの経済や資産に関する関心が上がり、より賢く貯蓄できるようになるケースも多いです」

投資商品を選ぶ際は、リスクとリターンだけでなく、性格に合ったものを選ぶ

〈貯蓄のプロ〉と〈ディグラム診断のプロ〉が教える「夫婦のお金」の増やし方 (扶桑社刊)

 さらに投資商品を決める際は、金額やリスクの度合いで選ぶのではなく、自分たちの性格に基づいた投資商品を選ぶことも大切だという。 「たとえば、『熱くなりやすい』『せっかちだ』という人の場合は、ちょっとした相場の変動で一喜一憂してしまい、冷静な判断がしづらくなる。そう考えると、価格変動が大きい短期投資にはあまり向いていないかもしれません。  いつでも慎重な人の場合は、リスクの大きい投資だと心配になってほかのことに手がつかなくなったり、ストレスをためやすくなったりする可能性があるので、ローリスクの投資のほうが向いているでしょう。このように、自分の性格に合った投資商品を選ぶほうが、投資はうまくいくはずです」  投資は自己責任とは言われるものの、結婚している以上、仮に投資に失敗すれば家族に迷惑をかけるのは必然。始める前に、しっかりパートナーの合意を取っておき、夫婦の不和や家計崩壊を防ぐことが大切のようだ。 <取材・文/HBO取材班 撮影/難波雄史(小誌)> 【横山光昭氏】 家計再生コンサルタント、ファイナンシャルプランナー。独自の貯金プログラムを生かし、リバウンドのない再生と飛躍を実現、これまで1万人以上の赤字家計を再生した。木原誠太郎さんとの共著書『<貯蓄のプロ>と<ディグラム診断のプロ>が教える「夫婦のお金」の増やし方』が大きな話題に
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