「やる気の源泉」を見極めてマネジメントすると集団はうまく回る!

業種により大きく異なる「モチベーションファクター」

 人にはそれぞれモチベーションがあがりやすい領域(モチベーションファクター)がある。部下や顧客のモチベーションファクターを見極めると、格段にマネジメントやセールスのプロセスを進めやすくなる。

 私はモチベーションファクターを、「目標達成」「自律裁量」「地位権限」「他者協調」「安定保障」「公私調和」の6つに分けており、前三者を「牽引型」(通称、狩猟型)、後三者を「調和型」(通称、農耕型)と称している(参照)。

 演習参加者のモチベーションファクターの統計をとると、表のとおり、職位による差よりも、業種による差が格段に大きい。狩猟型の度合は、IT、コンサルタント、食品業界の順だ。一方、銀行、製薬、製造の順に農耕型の度合が強い。教員は狩猟型と農耕型の均衡がとれている。

 どのモチベーションファクターかということは、良い悪いといういことを示しているのではないと考えている。ただし、大学生の農耕型の度合が高いことは、わが国のさらなる革新を担う人材を輩出できているのかという点で、私としては、気になる。

次のページ 
コミュニケーションしやすい相手とそうでない相手

1
2
3
チームを動かすファシリテーションのドリル

「1日1分30日」のセルフトレーニングで、会議をうまく誘導し、部下のモチベーションを自然にあげられる!

4
5
関連記事
6
7