消費者の“ホンネ”をあぶり出す表情認識AIは、売れる広告を作る有力なツールになりうる

頭を使わずポジティブになれる広告は購買行動に繫がる

 ここから示唆されることは、正確な数値データや正確な細かな描写ではなく、イメージで瞬間的に伝わる広告を私たちは好むようであるということです。 「鼻にしわが寄る」動きは、嫌悪に関連する表情です。これも笑顔同様、予想通りの結果です。  他の観察研究から、笑顔と購買行動との間に関連が認められているため、この研究と合わせて考えると次のようにまとめることが出来ます。 「ネガティブ感情を伴わず、かつ頭を使うことなく、かつ、笑顔になる広告を作れば、購買行動につながる可能性が高まる」と言えるでしょう。  個人的な関心としては、恐怖感情との関連も知りたいですね。  例えば、出来る営業マンが有効なテクニックであると言う「他社も導入しているサービスですよ!導入しないと乗り遅れますよ。」という恐怖を引き起こす文句が、広告の選考や購買行動にどうつながるのか表情認識AIを用いて研究したいところです。
次のページ 
選挙の投票行動にも表情認識AIが応用できる
1
2
3
4
微表情を見抜く技術

無意識の感情の表われ「微表情」を読み取ることで、誰でもコミュニケーションの達人になれる!

PC_middleRec_left
PC_middleRec_right
関連記事
PC_fotterRec_left
PC_foterRec_right