また、今年はU-19ベトナム代表のメンバーらが本格的にプロデビューを飾るシーズンとなる。
U-19ベトナム代表は昨年のAFC U-19選手権2016でベスト4に進出し、今年韓国で行われるU-20ワールドカップ2017の出場権を獲得した。これはグエン・コン・フオンらを擁して“黄金世代”と呼ばれた3年前のU-19代表でもなし得なかった快挙。JリーグやKリーグがアジア戦略を推進する中、今後もベトナムや他の東南アジア各国から移籍する選手が増えてくると予想される。
特に育成に注力しているベトナムでは、若いタレントが続々と育っており、早いうちから未来のスターに注目しておくのも楽しみの一つだ。
【宇佐美 淳】
1981年生まれ、愛知県出身、ベトナム・ホーチミン在住の翻訳家兼ライター。2005年にベトナムに渡り、5年間日本語教師として語学センターや大学で教壇に立った後、2011年にベトナム情報配信サイトの運営会社に就職して編集長を務め、2014年に退社。在職中の2013年にベトナムサッカーの専門サイト「ベトナムフットボールダイジェスト」を立ち上げ、現在も個人で運営を続ける。「アジアサッカー研究所」や「フットボールチャンネル」などでコラムを連載中。
【アジアサッカー研究所】
東南アジアを中心としたアジア新興国と日本およびアジアの国々のさらなる発展のために、各国の取り組みをリサーチし、関係者に共有し、さらなる価値を創造していくことを目的として、人材開発とコンサルティング分野など、日本とアジアのサッカー交流を加速させるプロジェクトとして活動している。
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