FX投資で勝つために最も重要なのはメンタル!――じゃあ、どうやって鍛えればいいの?

調子に乗ってしまう人はどうしたらよいか?

[悩み]「勝っていると、ついつい気が大きくなってポジション量を増やして全力で取引してしまいます。で、含み損を抱えてしまいます……」 「全力で売買してしまうと、資産が減るのも早いですから。自分の身の丈にあったポジション量を探してください。最初はやはり1000通貨からがよいと思いますよ」(為替ディーラーの井口喜雄氏)  自身も調子に乗ってしまうことはあると話す田向氏は、こうも語る。 「私も、昔は自分って天才と思うときがありました(笑)。でも、それって長続きせず、翌日には落ち込んでいる。一度決めたルールをどれだけしっかり守れるかですね。それまではある程度、失ってもいい少額資金でやるのがよいと思います」(田向氏)  全力で取引をしてしまうのは愚の骨頂。自分を律することが求められる。 [悩み]「勝っていると気が大きくなってしまいます。気が大きくなるのを止めるためにはどうしたらよいですか?」 「ディーラーでも一旦勝ち出すと止まらなくなって調子に乗る人はいます。ずっと、勝ち続けられる人はいませんからね。決して驕らないこと」(井口氏)  西原氏も同意見だと話す。 「調子に乗ってるヤツはすぐに、ポジションサイズを大きくしてやらかしちゃう。そういう人はほっといてもいなくなります。だから、謙虚に淡々とやることを肝に銘じるべき。相場は簡単なモノではないですよ」(西原氏)  予想が当たって「天才かも!?」と思えたときには黄信号が点っている可能性もある。客観視できることが大事だ。 [悩み]「一度ポジションを持つと、値動きが気になって、ほかのことが手につかなくなってしまう」  この質問に対しては3人の達人が異口同音に同じことを言っている。 「FXをやっていて、ほかのことができなくなったり、夜眠れなくなったりする人は少なくありません。でも、値動きが気になって仕方がないのならば、“ポジションのサイズ”が合っていないのだと思います。1万通貨で米ドル/円を取引した場合、10pips動けば1000円変動する。その動きに自分の心が耐えられるかどうかです。最初から自分に合ったポジション量を探すことが先決」(西原氏)  田向氏は「最初は1000通貨単位で取引してみたら?」と言う。 「FX会社によっては取引の最小単位が1000通貨もあります。1000通貨ならば10pipsの動きは約100円分。これなら、値動きが気になる人でも安心して取引できる」(田向氏)  それでも、値動きが気になってしまう人への処方箋はあるのか……? 「1000通貨単位での取引でまだ気になるなら、証拠金を多く入れてレバレッジをかけず、外貨預金と同じ状態で取引するのも手です。レバレッジを使わないのはFXのメリットを削ぐことになるので、少々痛いですが、背に腹は変えられませんね」(井口氏)  レバレッジ1倍は、米ドル/円が1円動いたら資産もそれに合わせて1円変化する状態だ。言わば、外貨をそのまま持っている状態である。 「その状態になっても、値動きが気になるならそもそもFXが向いていない証拠です。その場合はきっぱり諦めたほうがいいかもしれません」(井口氏)  自分が気にならず、取引できるポジション量を探してみるべし! 【井口氏の3か条】 ・トレンドラインを引く! ・ニュースは金利に注目! ・ポジションション量を減らす 【西原氏の3か条】 ・上手い人の真似をする ・たくさん損切りして慣れる ・ストップロスは絶対に置く 【田向氏の3か条】 ・1つのことをじっくりやる ・大きなイベントは参加せず ・シンプルな取引を重ねる! 【西原宏一氏】 プロトレーダー。CKキャピタル代表取締役。元シティバンクの為替部門チーフトレーダー。ロンドンやシンガポールのファンドとも交流を持つ。市場のライブな情報がわかる有料メルマガも配信中 【田向宏行氏】 個人投資家。起業家として活躍後、事業譲渡し専業のFXトレーダーに転身。有名為替ディーラーとの親好も深い。独自の虹色理論を解説するブログ「虹色FX」やツイッターも人気を博している 【井口喜雄氏】 為替ディーラー。トレイダーズ証券所属の現役為替ディーラー。米ドルや欧州通貨を中心に業務を行う。ファンダメンタルズから見た為替分析に精通し、テクニカルを利用した短期予測にも定評あり ― 達人が伝授FX初心者[悩み解決]道場 ―
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