本田圭佑が自身のプロデュースするサッカースクールをカンボジアに開校【2016年アジアサッカーまとめ】

国際大会で結果を出した“カンボジアアカデミー“

 カンボジアは2023年東南アジア競技大会(SEAゲームズ)の自国開催を目指し、その中でもサッカーを重点強化競技の1つとして定めている。  2013年末からアカデミーチームの指導にベガルタ仙台でもアカデミーの指揮をとっていた壱岐友輔氏とその後任だった井上和徳氏が指揮を執りカンボジアサッカーの普及に従事している。その甲斐もあり2016年は指導の成果が結果として出た年と言えるだろう。  また、AFF加盟国を中心に毎年開催されているAFF U16選手権が2016年カンボジアプノンペンで開催された。  U16の試合にも関わらず約3万人から5万人程のカンボジア人サポーターの後押しを受けたアカデミーチームは、予選を2位通過し史上初の予選突破を果たした。準決勝ではU16ベトナム代表と対戦し、0-1と惜敗したものの、東南アジアトップレベルの1つであるベトナムを苦しめたことは今後、上昇気流にのるカンボジアサッカーの発展に繋がっていくだろう。  JリーグU16チャレンジリーグには、U16カンボジアトレセンが招待された。  アジア提携リーグの独立行政法人国際交流基金アジアセンターと共催で東南アジア(タイ、マレーシア、カンボジア、ベトナム)の4チームが招待され、そのうちの1チームとして招待された形となる。同組にはカマタマーレ讃岐、アビスパ福岡、ロアッソ熊本、鹿児島ユナイテッドFC、PVF(ベトナム)がいる中、結果は4位と伴わなかったものの、鹿児島ユナイテッドFCには堂々の勝利を飾り自信をつけた。
次のページ
本田圭佑がカンボジアサッカースクールを訪問
1
2
3
バナー 日本を壊した安倍政権
新着記事

ハーバービジネスオンライン編集部からのお知らせ

政治・経済

コロナ禍でむしろ沁みる「全員悪人」の祭典。映画『ジェントルメン』の魅力

カルチャー・スポーツ

頻発する「検索汚染」とキーワードによる検索の限界

社会

ロンドン再封鎖16週目。最終回・英国社会は「新たな段階」に。<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

国際

仮想通貨は“仮想”な存在なのか? 拡大する現実世界への影響

政治・経済

漫画『進撃の巨人』で政治のエッセンスを。 良質なエンターテイメントは「政治離れ」の処方箋

カルチャー・スポーツ

上司の「応援」なんて部下には響かない!? 今すぐ職場に導入するべきモチベーションアップの方法

社会

64bitへのWindowsの流れ。そして、32bit版Windowsの終焉

社会

再び訪れる「就職氷河期」。縁故優遇政権を終わらせるのは今

政治・経済

微表情研究の世界的権威に聞いた、AI表情分析技術の展望

社会

PDFの生みの親、チャールズ・ゲシキ氏死去。その技術と歴史を振り返る

社会

新年度で登場した「どうしてもソリが合わない同僚」と付き合う方法

社会

マンガでわかる「ウイルスの変異」ってなに?

社会

アンソニー・ホプキンスのオスカー受賞は「番狂わせ」なんかじゃない! 映画『ファーザー』のここが凄い

カルチャー・スポーツ

ネットで話題の「陰謀論チャート」を徹底解説&日本語訳してみた

社会

ロンドン再封鎖15週目。肥満やペットに現れ出したニューノーマル社会の歪み<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

社会

「ケーキの出前」に「高級ブランドのサブスク」も――コロナ禍のなか「進化」する百貨店

政治・経済

「高度外国人材」という言葉に潜む欺瞞と、日本が搾取し依存する圧倒的多数の外国人労働者の実像とは?

社会