“イチゴ冬の陣”到来!王者「あまおう」に挑む「紅ほっぺ」「スカイベリー」

田中裕司
 イチゴの季節がやって来た。スーパーやデパートの店頭に並びはじめ、フルーツコーナーは鮮やかなイチゴで真っ赤に染まり、クリスマスムードを盛り上げている。そんな中で、贈答用に圧倒的な人気を誇る「博多あまおう」に続けと、全国各地の産地では、今シーズンも大粒イチゴのブランド化に力を注いでいる。

バイヤー調査では「あまおう」が盤石の強さ

あまおう

11年連続で単価トップの座に君臨する「あまおう」。デパートのフルーツコーナー で、1パック1200円以上で売られていた

 高級イチゴのイメージを定着させた「あまおう」は、『日経MJ(流通新聞)』が2014年と2015年に行ったスーパー・デパートの仕入れ担当者(バイヤー)調査で、2年連続ブランド総合1位の評価を受けてその実力を見せつけた。

 バイヤー調査で、ブランド力、認知度、つぶの大きさ、甘さ、色・つやなどの評価の高さで他のイチゴを圧倒した「あまおう」。2005年に新品種「福岡S7号」として誕生、「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字をとって「あまおう」の名でデビュー、マーケティング戦略のうまさとあいまって消費者の心をつかんだ。

「あまおう」は、バイヤー関係者が「3年後もトップブランドの座を守る」とみるほどの好感度の高さをみせ続ける。

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2位は静岡のあのブランドが猛追

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希望のイチゴ

難題に挑む農家・野中慎吾の、試行錯誤の日々を描く

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