かつて格闘ゲーム「KOF」で一世を風靡したSNKに復活の兆しあり?

平野健児
SNK公式HP

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数々の人気格闘ゲームを世に送り出しながら超大型倒産したSNK

 SNKプレイモアは、1990年代に『サムライスピリッツ』『餓狼伝説』『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(KOF)等の人気格闘ゲームシリーズを次々と開発し、それらを業務用でも家庭でも遊べるプラットフォーム『ネオジオ』でも一世を風靡した、旧SNKの後継にあたる会社です。


 現在のSNKプレイモア社は、元々は旧SNKの系列会社とはいえ、版権管理業務を行う法務関係専門の企業でゲーム開発とは関係ない会社でした。しかし、旧SNKが上記の格闘ゲームブームが去った後、多角経営の失敗と相まって、2001年にゲーム開発会社としては最大級の380億円もの負債額を計上して倒産した際に、競売の末、同社の知的財産権を落札して、現在のSNKプレイモア社となりました。

倒産後に再生するも、すっかりパチスロ屋さんに。。

 そういった経緯もあり、再生後はかつてのようにゲームでそこまで存在感を出す、というようなことは無くなり、むしろ2004年にパチスロ事業に参入すると、第1弾となる『メタルスラッグ』から始まり『餓狼伝説』『KOF』といった看板タイトルをパチスロ機として投入、2010年代に入ると、それらの看板タイトルもパチスロでしか出さず、例の『ハイスコアガール』騒動で久しぶりに名前を聞いた人も多かったのではないでしょうか。

 ちなみにですが、旧SNKは元々、大阪で喫茶店と土木建設業を経営していた創業者の川崎英吉氏が、神戸にあった電機会社について資金提供の相談を受けたことをきっかけにこれを買収し、1973年に『新日本企画』として創業しており、社名もこれに由来しています。また、アクションゲームや対戦格闘ゲームが多いのは、元プロボクサーであった創業者の影響だとも言われていますね。

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意外なところから予想外の展開で出てきた復活の兆しとは

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