東横線・銀座線だけではない!移設工事でますます変わる「渋谷駅」
2016.11.27
さらに、渋谷ストリームと隣接するかたちで、現在は暗渠となっている渋谷川が水景施設の整備によって復活を遂げる。川沿いにはせせらぎが感じられる広場も整備され、さまざまなイベントが行われることになる。
このほか、旧東横線渋谷駅跡の北側には、東急電鉄、東京メトロ、JR東日本の3社共同で、2019年までに、商業施設やオフィスが入居する高さ230メートル・47階建の「渋谷駅ビル東棟」(仮称)の建設が進められている。
このビルの屋上となる48階には展望庭園が設けられる予定で、そこからは渋谷スクランブル交差点やハチ公前広場を見下せるほか、晴れた日には富士山までを見渡すことができるといい、完成後は世界中の観光客からの注目を浴びることは間違いない。
かつて多くの人々の交差点となった旧駅跡は、渋谷の新しいオアシスとして、再び多くの人々の思い出を刻む場所となりそうだ。
<取材・文・撮影/都市商業研究所>
【都市商業研究所】
若手研究者で作る「商業」と「まちづくり」の研究団体。Webサイト「都商研ニュース」では、研究員の独自取材や各社のプレスリリースなどを基に、商業とまちづくりに興味がある人に対して「都市」と「商業」の動きを分かりやすく解説している。Twitterアカウントは「@toshouken」
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