話題の[ほったらかしFX]は本当に稼げるのか?

FXの最新トレンドが「リピート系注文」。ほったらかしでも自動的に取引してくれる点が魅力だが、最大の関心は「本当に稼げるか」の一点に尽きる。実践する2人の会社員トレーダーにその“真価”を聞いてみた! 「今年は4月からずっとほったらかし。一度も発注していないんですが、67万円の利益です」  そう語るのは、副業としてFXを取引する会社員の秋川匡人氏。武器にしているのが、「リピート系注文」と呼ばれる機能だ。 「設定した幅だけ価格が動くと自動的に買いと利益確定を繰り返すのがリピート系注文。ほったらかせること、またいわゆる自動売買と違い仕組みがシンプルで利用しやすいことから、副業的にFXを利用したいサラリーマンを中心に人気を高めています。自分の判断で勝てなかった人が、リピート系注文を使うと勝てるようになったという話はよく聞きます」(FXライターの高城泰氏)  会社員として働きながらリピート系注文を利用するサトウ カズオ氏もそんなひとりだ。 「FXを始めて2か月でリーマンショックが起きて、300万円の損失。FXで失敗して自殺する人の気持ちがわかりました。立ち直るのに結構な時間が必要でした」  しかし、サトウ氏はリピート系注文を利用してFXを再開した。 「仕事して食事して風呂に入って寝て……FXはスマホでたまに確認するくらいです。でも、7月から10月までの4か月で100万円以上の利益でした。この間、米ドル/円は100円から107円程度でレンジになっていたのが好調の要因。リピート系注文はレンジ相場だと新規と利益確定の取引を繰り返してくれ、非常に勝ちやすいんです」 ⇒【資料】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=117662
リピート系注文の仕組み

為替レートが一定幅動くと新規と利益確定の取引を自動的に繰り返していく。手間が掛からず効率的に稼げる手法として人気を博している

 お手軽なFX手法として魅力的だが、うまく利用するコツがある。 「ひとつは資金管理。リピート系注文は身近な米ドル/円やスワップ金利の高い豪ドル/円の買いで利用する人が多いんですが、それだと円高時に含み損が増えてしまう。資金が足りなくなればロスカットされ、運用を続けられなくなってしまいます。それをいかに避けるがポイントです」(高城氏)
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活用のポイントは資金管理と円高対応
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