豪ブックメーカー、次なる注目ベットは「トランプ大統領は誰を一番最初に牢屋にぶち込むか」!?

豪ブックメーカー「Sportsbet.com.au」より

 大忙しだったのが賭け屋(ブックメーカー)だ。  当初、トランプ大統領は$6(当選確率16%)とされていたが、優勢が伝えられ始めると$4.50(同22%)、$4.00(同25%)、午後には$1.25(同80%)と下がり続けた。その頃クリントン氏は$4(同25%)。最後にはトランプ氏$1.03(同97%)まで動いた。トランプに張って勝利を手にした人もいただろう。  ちなみにいまの賭け屋サイトの注目は「トランプ大統領は最初に誰を刑務所にぶちこむか?」になっている。  いま現在、ヒラリー・クリントン氏が$1.30と一番人気。  二番人気はビル・クリントン氏$6。以下、バラク・オバマ氏$11、ビヨンセ$16、レディ・ガガ$21などの名前が挙がっている。  この先の展開も目が離せないことになりそうだ。 <取材・文/沢木サニー祐二 photo by Gage Skidmore via flickr(CC BY-SA 2.0)> 【沢木サニー祐二】 オージー文化評論家。1965年、茨城県生まれ。国際調停人。大学で心理学を専攻後、講談社に入社。編集者として『週刊少年マガジン』、『科学図書ブルーバックス』などを手がける。94年に退職後、オーストラリアの独立移住ビザを取得、現在までシドニーに在住。現地でカンタス航空機内誌の副編集長を経て、編集プロダクションを運営。月刊誌やガイドブック製作などに携わりながら、移住・資産運用・法務サポートなどを行う。日本経済新聞シドニー支局現地記者(2013-15)、ニューサウスウェールズ州治安判事、オーストラリア全国調停人協会認定調停人、英国仲裁人協会会員。著書に『「おバカ大国」オーストラリア – だけど幸福度世界1位!日本20位!』 (中公新書ラクレ)、『潜水艦 Option J いつか浮上へ: 海外に挑もう がんばれ日本ビジネス』(KDP)など
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