photo by Gage Skidmore via flickr(CC BY-SA 2.0)
米大統領選挙でトランプ氏勝利となった9日は、豪金融市場もやはり混乱した。
豪株式市場はS&P/ASX 200指数で1.90%下落。大手銀行株は1.6~2.0%、主要資源株2~3.2%と大きく値を下げた。一方で産金株は10%近く値上がり。
豪ドルはドルに対して一時1豪ドル=0.758水準まで下落するも、日銀が投機的な動きを警戒と伝えられて円が売られ、この流れを受けて豪ドルも買い戻された。日本時間午後6時現在、1豪ドル=0.765水準となっている。
人々にもショックは強かったらしく、国営ABCテレビによれば「主要国の首脳は、クリントン氏を知っていても、誰もドナルド・トランプ氏を知らないのではないか」とまで報じている。