南スーダンに入った日本人NGOスタッフが警告「自衛隊はいつ戦闘に巻き込まれるかわからない」

村人を次々に撃ち殺し、遺体を家に投げ込み、火を放ち……

南スーダンの首都ジュバ近郊、グンボ地区の避難民キャンプ

 今井さんは現地の状況をこう語る。 「南スーダンは2011年に誕生した世界で一番新しい国です。2013年12月に内戦が勃発。昨年の8月に和平合意に達し、統一政府ができました。しかし今年7月には首都ジュバを中心に再度内戦状態に突入。現在では戦場は南部に移りつつありますが、250万人もの人々が国内外で避難民になる事態となっています。  私が支援を行った首都のジュバはだいぶ平穏を取り戻しつつありますが、首都を一歩出ればひどい状況です。日常的に戦闘行為が行われています」  今井さんは、ジュバ郊外の教会に避難している母親たちからこんな話を聞いたという。 「ある日突然、武器を持った連中が村に攻めてきました。村人を次々に撃ち殺し、遺体を切り刻んで家に投げ込み、火を放ちました。私は子どもたちと倉庫に隠れ、隙をみて必死に逃げてきました。誰が攻撃してきたのかも、何の目的かすらもわかりません」 「私たちは生きているだけまだ幸運です。村では、子どもたちがまるで“食用の鶏”のように次々と殺されています」
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戦乱状態の自衛隊活動予定地
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