「堺から世界へ」。タイのコンビニに大阪生まれのイカのつまみが置いてある理由

狙うは「堺から世界へ」

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マルエスの人気商品「いか大王」(写真提供:マルエス)

 田中社長もセブンイレブンに納入が始まったことで満足しているわけではない。さらに多数の企業と販売契約を進めている。例えば、タイのデパート・チェーンで最大のセントラル・グループ、タイの中流層に人気のあるデパートであるザ・モール、バンコクを中心に輸入食品などを販売する24時間営業のスーパーチェーンのフードランドやヴィラ・マーケット、日本人駐在員御用達のフジスーパーなどは納入が決まっている。最近、店舗数を増やしている100円ショップ(タイでは60バーツ(約180円)均一)のダイソーでも販売が開始されているし、日本から進出したドラッグストアのツルハやファミリーマートにも営業をかけている。このようにメジャーなところはしっかりと押さえており、工場が稼働した際の出荷先は十分に確保できているような状態になった。その上でタイ工場の強みを田中社長が明かす。 「普通は問屋を通すものですが、弊社タイと各取引先は直取引になっています。工場ができたらスムーズに取り引き拡大をしてもらえる状態になるのです。生産量が増えればベトナム、ラオス、カンボジアは行かないといけませんし、ロシアやアメリカ、ヨーロッパにもタイから送っていきたいです」  マルエスのスローガン「堺から世界へ」はタイ工場の稼動で一気にリアルへと近づく。  次回は、マルエスが海外進出の拠点をタイに決めた理由に迫る。 ]<取材・文/高田胤臣(Twitter ID:@NaturalNENEAM) 取材協力/マルエス
(Twitter ID:@NatureNENEAM) たかだたねおみ●タイ在住のライター。最新刊に『亜細亜熱帯怪談』(高田胤臣著・丸山ゴンザレス監修・晶文社)がある。他に『バンコクアソビ』(イースト・プレス)など
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