健康不安を発端に替え玉説まで登場! 米で囁かれるヒラリーにまつわる8つの疑問

ヒラリーが立候補を断念したら?

6:替え玉説まで飛び出した、その真相は。  クリントン氏が911式典で脱水症状を起こしたとき「同氏はボディー・ダブル(替え玉)を使っているのではないか」という説が、ツイッターなどでまことしやかにささやかれ、話題になった。911の式典に出席した日のクリントン氏が、数日前のクリントン氏とは別人のように見えるという。ツイッターでは写真を並べて検証する人が多数出ており、それによると式典当日のヒラリー氏はその数日前よりかなり痩せており、体形が違っているとの指摘が続出。さらには爪の長さもずいぶん違うと指摘する人もいた。ちなみに米国芸能界にはクリントン氏のそっくりさんタレントとして活動しているテレサ・バーンウェル(61)という女性がいるが、式典当日の替え玉がバーンウェルではないことははっきりしている。(参照「USA TODAY」) 7:これでトランプ氏は有利になるのか。  クリントン氏が911式典を体調不良で退席したニュースが全米を駆け巡った直後、トランプ氏は「クリントンさん、早く良くなってください」とメッセージを贈ったり、数日後に自身の健康状態を主治医に公表させるなど、攻め続けている。その主治医のカルテによると「健康状態は極めて良好」とのこと。ただしメタボ気味であるため、コレステロール値を抑える治療を行っているという。  クリントン氏の体調不良がニュースになった数日後、ニューヨーク・タイムズ紙とCBSニュースが行った大統領戦の世論調査によると、クリントン氏とトランプ氏どちらを選ぶかについてはクリントン氏の全米での支持率は46%、トランプ氏は44%と相当な接戦になっていた。クリントン氏有利といわれていた以前に比べるとトランプ氏が巻き返しているといえるだろう。 8:もしクリントン氏が立候補を断念したら。  911式典での体調不良が発覚して以降、民主党内では緊急の会議が行われもしクリントン氏が大統領選から退くことになれば誰を代わりの候補に立てるかということがすぐに話し合われたと伝えられている。ニューヨークの有名ジャーナリスト、デービッド・シュスター氏によると、つい1カ月ほど前に「「日本の憲法は我々が書いた」と発言し話題になったジョー・バイデン副大統領(73)が最有力とのことだが、バージニア州選出の民主党上院議員ティム・ケイン氏(58)の名も挙がっている。 <取材・文/水次祥子>
みずつぎしょうこ●ニューヨーク大学でジャーナリズムを学び、現在もニューヨークを拠点に取材執筆活動を行う。主な著書に『格下婚のススメ』(CCCメディアハウス)、『シンデレラは40歳。~アラフォー世代の結婚の選択~』(扶桑社文庫)、『野茂、イチローはメジャーで何を見たか』(アドレナライズ)など。(「水次祥子official site」) Twitter ID:@mizutsugi
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