[ARとVR]は何が違う?――第2のポケノミクスとは?

「ポケモンGO」の大ヒットで、現実とバーチャルが重なる技術が一気に身近になった。世界をガラリと変えるかもしれないこの技術に便乗して、儲ける方法を専門家に聞いた

第2のポケノミクスの可能性を探る

PlayStationVR

PlayStationVR オフィシャルサイト

 スマホをかざすと液晶画面に映し出される目の前の風景に、突然実在するはずのないキャラクターが現れる――。

 現実の世界に別のデジタル情報を重ね合わせる技術はAR(拡張現実)と呼ばれる。ARを駆使したスマホゲーム「ポケモンGO」は7月のリリースと同時に大旋風を巻き起こし、日本の株式市場でも関連銘柄が軒並み急騰する“ポケノミクス”とも称された。

 現実にデジタル情報をプラスするARに対し、人工的に新しい世界を作り上げるのがVR(バーチャルリアリティ、仮想現実)だ。テーマ的にはどちらも一巡した感はあるが、10月13日にVRの技術を活用したソニーのゲーム機「プレイステーションVR」(以下PSVR)が発売されるのを機に市場には人気再燃の兆しがある。では、実際にどちらが狙い目なのか。まずは両者の特徴から見ていこう。

現実を重ねるAR、ゼロから生み出すVR

「ARとVR。2つの技術が一挙に身近になった’16年は、AR/VR元年ともいわれています。アメリカではすでにフェイスブックやマイクロソフトなど世界的な企業も参入しています」

 そう解説するのは、フィスコリサーチアナリストの飯村真由氏だ。

「どちらもゲームや映像の印象が強いですが、将来的には医療サービスほか、あらゆる産業に拡大しうる技術です。例えば、自宅にいながらスタジアムのような臨場感でスポーツ観戦ができるサービスの提供をソフトバンクが発表していますし、複数の人の顔を入れ替えて表示するアプリや洋服の試着、家の模様替えの疑似体験をスマホでできるアプリなど身近なところにも活用されています」

 いずれも既存の生活をガラリと変える可能性を持った技術であり、’25年にはARとVRを合わせた市場規模は8兆円に達すると試算するアナリストもいるという。

 具体的に投資するならどちらが有利か。テーマ株に詳しいカブ知恵の藤井英敏氏はこう語る。

「短期的には10月13日のPSVRの発売に向け、VR関連銘柄が盛り上がる可能性があります」

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PSVR発売に向け相場は盛り上がるか

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