「先延ばしストレス」はジワジワと体を蝕み、やがて死に繫がるという
過労死の被害が増え続けています。厚労省の統計によれば、長時間の労働が原因で死んだ人の数は、過去10年で10倍にもなったとか。この状況に対し、厚労省は「過労死」と認定される基準を明確にさだめています。その時間は「1ヶ月平均80時間以上の残業」というものです。
つまり、午後9時~5時までが定時のサラリーマンの場合は、平日に午後10時までの残業をし続けたら過労死ラインを超えてしまうことに。この程度の基準なら、すでに余裕でオーバーしている方も多いんじゃないでしょうか。
しかも、これはあくまで「過労死」のライン。実際のところは、そのだいぶ前から確実にサラリーマンの寿命は縮まっています。