4年連続日本一になった日本酒王国は何県?

丹羽唯一朗

jazzman / PIXTA(ピクスタ)

 日本酒王国といえば、どこが思いつくだろうか?

 広島や兵庫? あるいは新潟?

 実は最近は「福島県」の日本酒が高い評価を得ており、2016年5月18日に、酒類総合研究所が発表した「平成27酒造年度全国新酒鑑評会の審査結果」によれば、福島県産酒は入賞酒に26銘柄が選ばれ、その中から特に品質の良い『金賞』に18銘柄が輝いた。金賞受賞蔵数では、福島が4連続日本一となったほどなのだ。

 新酒鑑評会の入賞酒および金賞受賞銘柄は、「平成27酒造年度全国新酒鑑評会 入賞酒目録」(※リンク先PDF)に記載されている。

 金賞受賞18銘柄は、廣戸川、穏、あぶくま、三春駒、奥の松、会津中将、名倉山、嘉永蔵、弥右衛門、会津ほまれ、國権、榮四郎、会津榮川、玄宰、萬代芳、學十郎、一生青春、きたのはな、となっている。

 さらに、2016年5月20日、世界最大級のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」の日本酒部門審査会でも、福島県の蔵元は金賞を受賞した。(参照:「福島民友ニュース」)

 金賞受賞銘柄は、純米酒の部で峰の雪酒造場(喜多方市)の「大和屋善内 純米生詰」、純米大吟醸酒の部でほまれ酒造(喜多方市)の「会津ほまれ 純米大吟醸」と奥の松酒造(二本松市)の「純米大吟醸雫(しずく)酒 金之丞(きんのじょう)」。

 上記の通り、福島県の蔵元の日本酒は高い評価を受けている。福島県の酒米には、五百万石、華吹雪、美山錦、夢の香などがある。「夢の香」は、従来の「五百万石」より優れた品種を開発するために、福島県が独自に開発した酒造好適米であり、日本酒主要産地としての福島県の復建を賭けたと言われる。「夢の香」を使った日本酒が製造されている。

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清酒販売数量も製造免許場数も上位な福島

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