吉原毅・城南信用金庫相談役「都知事選でも原発を大きな争点に!」

亀井静香議員も「原発再稼動反対」!?

 吉原氏によると、原発ゼロの主張を持つ大物保守政治家は小泉氏だけではない。 「警察官僚出身の亀井静香・衆院議員(元金融・郵政改革担当大臣)も原発テロのリスクを指摘しながら、『原発は絶対に再稼働すべきではない』『イスラム国は日本をテロの対象に加えてくる。安倍首相が挑発するのはとんでもない』とはっきり言っています。そして『原発事故が万が一起きた場合、福島原発事故の対応を見ても分かるように、警察官や自衛隊員や消防署員の方々が命がけで収拾に当たらないといけない。電力会社の金儲けのために、自衛隊員や警察官や消防署員の命が失われることがあってはならない』と訴えていました。元警察官僚として、国民の安全を守るためには『原発ゼロ』が当然だと言うのです」(同) 「『原発ゼロ』は、日本国を思う人たちの結論なのです。いまの日本の原発は経済的に成り立たず、安全対策も不十分。このまま原発を推進しようという人たちは“国賊”とさえ私は思います」(同) <取材・文/HBO編集部> 【吉原毅】 1955年生まれ。城南信用金庫相談役。同信用金庫理事長時代の2011年4月、「原発に頼らない安心できる社会へ」を発表。2012年11月に城南総合研究所を創立。同研究所の2代目名誉所長に小泉純一郎氏を迎え、ともに全国で講演活動を行っている。著書に『原発ゼロで日本は再生する』(角川oneテーマ21)『信用金庫の力-人をつなぐ、地域を守る』(岩波ブックレット)など。小泉元首相の「原発即時ゼロ」に関する発言を再構成した編書『黙って寝てはいられない』(小泉純一郎/談・扶桑社)を7月10日に上梓。
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黙って寝てはいられない

日本は「原発即時ゼロ」で発展する!

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