倒産発生日で「5日」、「水曜」、「仏滅」の3つの悪条件が重なったのは、2000年1月以降、2002年6月5日、2003年3月5日、2006年4月5日、2008年3月5日の4回あった。
これらの日の倒産件数は、いずれもその年の1日当たりの平均件数を3倍以上も上回り、「最大級のアンラッキーデー」だったという。
同社はリポートの中で「やはり悪条件がこれほど重なると、目に見えないパワーが蓄積されるのかも知れない」とコメントをしている。確かにここまで明確な差がでると、そう思えてしまう……。
なお、倒産発生日が「13日の金曜日」は合計29日あったが、倒産件数が100件を上回ったのは2007年4月13日(101件)だけ。同年の1日当たり平均件数は38.6件で、3倍に届かなかったという。
果たしてこの結果が海外ではどうなるのか気になるところだが、なかなかおもしろいリポートだと言えよう。
参照:
東京商工リサーチ
<文/HBO取材班>