倒産した22万8787社の倒産発生日(倒産日)は、「5日」が最も多かった。次いで、10日、6日、7日、4日と、上位5位までが月初に集中した。
これは月末に手形が不渡りとなり、土日をはさみ3営業日目に銀行取引停止処分を受けた企業が多かったことが主因とみられるそうだ。
ただ、手形取引はこの20年で急激に減少し、法的手続きが増加している。このため今後の倒産日は若干前倒しされる可能性もあるが、決済日の五十日(ごとおび、5日や10日など)は依然として多く、月初に集中する傾向は変わらないだろうとしている。
倒産発生の曜日別では、「水曜日」が最も多かったという。一方、土曜日、日曜日は非常に少なかった。
暦の中で最も有名な暦注の六曜では、「仏滅」が最も多かった。次いで、「赤口」が入り、幸せを連想させる「大安」は3番目に多く、ご利益はあまりなさそうだ。一方、最少は「友引」だった。
この辺の因果関係は分析されていないが、大安も意外と多いことを考えると、六曜はあまり関係ないのかもしれない。