「ポンド売りでバカ勝ち!」とある大学生が億を稼いだ理由

方向性の定まらぬ難しい相場が続いている。そんななか、現役大学生にして、すでに億の利益を稼ぎ出しているスゴ腕トレーダーが颯爽と現れた。しかも、その期間はわずか3か月! 彼が編み出したFX勝利の方程式とは何なのだろうか。その秘技を聞き出してみた! FX「投資を始めたのは9年ほど前、中学生時代でした。親が株をやっていたため投資が身近でしたし、金融市場を描いたTVドラマ『ハゲタカ』の影響も大きかったですね」  そう語るのは、現役大学生にして億を優に超える利益を叩き出すFXトレーダーのタカシさんだ。 「最初は現物株でした。現物株投資は企業と私とのやり取りで、日経225先物は日本と私とのやり取り。より大きな世界と私とのやり取りが、為替だと思うんです。そこで為替に面白みを感じ、FXを取引するようになりました」  タカシさんには「為替は政治で動く」という持論がある。この考えを基に、FX取引で利益を稼ぎ出しているというのだ。 「その典型が黒田バズーカでした。大学生向けの教科書にすら、大規模な金融緩和はいずれ破綻する、と書いてあります。そんな政策を黒田総裁は断行し、円安へ誘導しました。政治が為替を動かした好例です。昨年のECB(欧州中央銀行)による金融緩和もまた然り。FXは『非常に政治色の強い金融商品』なんです。今年最大の政治イベントと言えば、英国のEU離脱=ブレグジットですが、6月24日以降だけで利益は1億円を超えています。あれから『通貨の強弱』が非常にはっきりした稼ぎやすい相場が続いていますからね」  わずか3か月で億を叩き出すとは……。いったいどんな取引をしているのだろうか。
次のページ
各通貨の強弱を教えるツール「マタフ」を活用
1
2
3
ハッシュタグ
バナー 日本を壊した安倍政権
新着記事

ハーバービジネスオンライン編集部からのお知らせ

政治・経済

コロナ禍でむしろ沁みる「全員悪人」の祭典。映画『ジェントルメン』の魅力

カルチャー・スポーツ

頻発する「検索汚染」とキーワードによる検索の限界

社会

ロンドン再封鎖16週目。最終回・英国社会は「新たな段階」に。<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

国際

仮想通貨は“仮想”な存在なのか? 拡大する現実世界への影響

政治・経済

漫画『進撃の巨人』で政治のエッセンスを。 良質なエンターテイメントは「政治離れ」の処方箋

カルチャー・スポーツ

上司の「応援」なんて部下には響かない!? 今すぐ職場に導入するべきモチベーションアップの方法

社会

64bitへのWindowsの流れ。そして、32bit版Windowsの終焉

社会

再び訪れる「就職氷河期」。縁故優遇政権を終わらせるのは今

政治・経済

微表情研究の世界的権威に聞いた、AI表情分析技術の展望

社会

PDFの生みの親、チャールズ・ゲシキ氏死去。その技術と歴史を振り返る

社会

新年度で登場した「どうしてもソリが合わない同僚」と付き合う方法

社会

マンガでわかる「ウイルスの変異」ってなに?

社会

アンソニー・ホプキンスのオスカー受賞は「番狂わせ」なんかじゃない! 映画『ファーザー』のここが凄い

カルチャー・スポーツ

ネットで話題の「陰謀論チャート」を徹底解説&日本語訳してみた

社会

ロンドン再封鎖15週目。肥満やペットに現れ出したニューノーマル社会の歪み<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

社会

「ケーキの出前」に「高級ブランドのサブスク」も――コロナ禍のなか「進化」する百貨店

政治・経済

「高度外国人材」という言葉に潜む欺瞞と、日本が搾取し依存する圧倒的多数の外国人労働者の実像とは?

社会