オープン当日、店前の様子。混雑していたため、残念ながら撮影はここまで
3月3日に京都・烏丸御池に開店した“女子向け”餃子の王将「GYOZA OHSHO」 烏丸御池店。開店前から話題を呼び、オープン以来、多くの人で賑わっている。
しかし、餃子の王将といえば文字通りで“餃子”がウリで、ニンニクたっぷりな餃子は“女子向け”には、なりにくい気も……。「ジャパニーズカジュアルをコンセプトに、女性がより多く入店しやすいような店舗創りを目指しました」という王将フードサービスの王将女子チームに、いわゆる“餃子の王将”との違いを聞いてみた。
四条大宮にある開店当時の「餃子の王将」直営1号店
オープンの1年前から構想があったという“女子向け”餃子の王将「GYOZA OHSHO」。出店のきっかけは、やはり“男子向け”というイメージからの脱却にあったという。
「人口の半分は女性ですが、弊社の客層は男性が多いという現状があります。そこで、女性にも来ていただける店を作ろうと考えたのが、今回の『GYOZA OHSHO』です。店内の内装は、女性の専門家にプロデュースを依頼しています」
店舗の外には、ウッド調のスタンディングテーブルを設置し、店内には「バルスタイルをイメージした」という空間が広がる「GYOZA OHSHO」烏丸御池店。京都らしい“和”のイメージも意識しているのだろうか、基本色は墨黒で統一されている。
「従来の店舗は、ポスターなどを壁に貼り、直接的な訴求効果を狙った内装になっていますが、『GYOZA OHSHO』烏丸御池店は、POPや音楽を通して、五感で感じ取っていただける店内になっています。また、女性だけでなく、あらゆるニーズに応えられるように、店舗奥には小さな個室を設け、静かで寛げる空間もご用意しています」