日本人こそアメリカに投資すべき
2015.04.13
経済学で唯一正しく予測ができる人口統計。この数字を見ていくと若年労働人口が増加する先進国が見つかるのだが、それがアメリカだ。当欄最後の登場となるぐっちーさんが今後の経済のカギを握る(得)情報を公開する
(現役金融マン ぐっちー氏)
⇒【前編】今後20年間アメリカが世界を牽引していく理由
つまり、今後、アメリカにおいては自動車、住宅、それにまつわる家具、電化製品に始まり、飲食を含むあらゆる小売業の需要が増え続けるということが約束されており、我々は今まさにその緒端にいる、と言っていいわけです。
若い方は特にこのチャンスを逃すべきではない。株式投資などちまちまやらず、あらゆる業種で需要増が見込めるアメリカで事業を始めれば成功のチャンスは非常に高い。
また、読者の皆様は日本円で給料をもらい、年金も払い、日本という国にほぼ100%コミットしているものと思われます。しかし、残念ながら我が国はどんどん縮小していくので、新規のビジネスチャンスはそう多くありません。
夢に懸けてみたいのであればアメリカに行くことをオススメします。
【今週の数字】
アメリカの25~34歳の人口(’15年)
6500万人
ちなみに同じ年代の人口は日本で約710万人、ヨーロッパ諸国を合わせても約3300万人ほど。人口規模がそもそも違うもののアメリカが世界経済のカギを握るのは確か
【選者】現役金融マン ぐっちー氏
ウォール街で20年生きてきたノウハウからブログを執筆するアルファブロガー。金融と経済を中心としたオピニオンブログ「THE GUCCI POST」(http://sweetpoolside.jp/)を主宰している
図版/ミューズグラフィック
今後の20年間はアメリカが世界を牽引していく【後編】
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