携帯電話料金、4000円以上が高いと感じるも現実はそれ以上の出費

 5月からいよいよSIMロック解除が義務化されるが、楽天リサーチが発表した「携帯電話利用に関する意識調査」(※楽天リサーチに登録している230万人のモニターに対して実施されるもので、全国の20~60代の男女1000人を対象)によると、SIMロックの認知については、「よく知っている(16.1%)、少し知っている(34.2%))人を合わせると、半数以上(50.3%)が「知っている」と回答していることがわかった。さらに、義務化についても7割以上が知っていると回答しているという。
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 しかし、同時に現段階では3大キャリアと契約している人が全体の9割にも及び、MVNO(仮想移動体通信事業者)との契約は2.7%に過ぎないこともわかった。  また月額利用料金が4,000円以上になると「高い」と感じると回答する人が多いが、半面、携帯電話にかけている月額利用料金を聞いてみたところ、最も多いのが「10,000円~19,999円(11.8%)」、続いて「7,000円~7,999円(11.6%)」「6,000円~6,999円(11.0%)」となり、月額利用料金が「6,000円以上」である人の割合は半数以上(54.0%)となった。  利用料金については、7割以上が現在の月額利用料金を高いと考えるも、携帯電話を替えたい人は約2割に過ぎず、現状の料金体系に不満を抱えつつ受け入れているようだ。  使っている機種については、Androidが最多(35.9%)で、次いでiPhone(28.6%)だった。とスマートフォンが大幅に増えている。しかしながら、それでも使っているフィーチャーフォン、いわゆるガラケーも、いまだに4分の1(25.0%)を占めており、根強い人気であることがわかった。なかでも、60代の4割以上(40.8%)はガラケーを今もなお使用しており、他の年代(平均21.9%)と比べ、18.9ポイント高いことが明らかになった。   参照:楽天リサーチ http://research.rakuten.co.jp/report/20150403/ <文/HBO取材班>