ポーカーは確率論よりも感覚論――「オンラインポーカーで稼ぐ」に挑戦【その3】

ネット上で世界中のプレイヤーと対戦できるオンラインポーカーでは、数百ドルの元手が一晩で数十万ドルに増えるようなドリームメーカーが毎日誕生している。そんな中、闇雲にプレイするだけでは強豪プレイヤーの養分になること必至。腕に自信のある記者3人が、各々が考える必勝法で勝利の道を模索してみた。

確率論よりも感覚論がテキサス流 優勝賞金21万ドル超に挑戦!

【テキサス】 ビギナーズラックで6年前にAPTマニラで3位に入賞。賞金10万ドルを獲得するも、直後のリーマン・ショックで全額を失った劇場型プレイヤー
テキサス

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 オンラインポーカーで儲けるには、確率論は必要不可欠だ。しかし、その土壌で戦おうとすれば、マサチューセッツの工科大生に勝てるはずもない。そこで、数学ではない心理戦に持ち込むべく、チップ1万点持ちのディープスタックトーナメント「サンデーミリオン」に参戦。ポーカーは「不確実性が4割占める」が持論のテキサスが優勝賞金21万ドル超を目指してみた。  トーナメント開始は月曜日の午前4時。廃人まっしぐらの時間にもかかわらず、その賞金額の大きさからか日本人が17人も参戦していた。  さて、トーナメントはその経過時間で戦い方を変えなければならない。序盤はハンドを絞りながらも、チップ量の30%を失ってもいい覚悟で攻めまくる。ライバルたちが「序盤だから」と慎重になっているときを狙うわけだ。  その戦略が功を奏し、着実にチップ量を増やして気が付けば3時間が経過。それでも残り人数は2000人と気が遠くなる。トーナメントも中盤に入ると、より大切なのは、タイミングのいいアグレッシブさだ。この頃になると、コールで入る者はいなくなり、レイズばかり。だが、都合よくいいハンドが入っているはずもない。そこを見極めながら、ポジションがいいときにスティール&リスティール・オールインを仕掛け、3回中2回成功させながら、残り1000人まで生き残り入賞確定。だが、すでに時間は午前9時。意識が朦朧としてきた。チップもアベレージ以下まで落ち込み、インマネしたことを確認したところで、最後はAJでオールイン。Tペアに負けたが、402ドルを獲得したのだった。  ちなみに、同時参戦していた「サンデーミリオン6-max」(参加費162ドル)ではフルハウスがフォーカードに負けるという悲劇に遭い、思わずPCに空き缶を投げつけてしまった。4割の不確実性を呪いつつ、ふて寝したテキサスであった。 挑戦日/11月17日 215ドルサンデーミリオン 参加人数:6943人 賞金総額:138万8600ドル 【結果】 投資:215ドル 賞金:402ドル 187ドルの利益 5時間40分の激闘の割に、利益は187ドルと少額。ゼロよりはマシだが、インマネした瞬間というのは気が緩むもの。ここで油断せずにプレイできれば、高額賞金の可能性も
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同時参戦していた6-maxではTのセット(スリーカード)が完成。相手は5のセットで途中までは完全な“カモ”だったが、最後に5が落ちてフォーカードに……

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