専門家も疑問視する唐突な中韓からの入国規制。挽回に必死の安倍政権が今までやった「新型コロナ対策」を振り返る

3月5日新型コロナウイルス感染症対策本部

3月5日、第17回新型コロナウイルス感染症対策本部に出席した安倍総理。18時54分から19時10分まで16分ほど出席した。
(写真出典:政府インターネットTV)

 安倍政権の必死な「やってる感」ここに極まれり

 政府は5日、唐突に中国と韓国からの入国者全員について制限を加える公表しました。  これはまさしく「唐突」です。中日新聞によれば、専門家からも疑問の声が上がっているとしており、「危険な地域は東南アジアや米国などにも広がっており、全部やらなければならなくなる」とする政府対策本部の専門家会議のメンバー、押谷仁・東北大教授(ウイルス学)の困惑や、「既に国内に感染が広まっていると考えているなら意義は薄れてしまう」とする国立病院機構三重病院の谷口清州臨床研究部長の声などを紹介しています。  これにはネットでも「水際作戦の時期はもう失敗に終わり、二次感染も出ている。国内対策を重視すべき時期だろう」という声が続出しています。  毎日新聞では、”政府対応が後手に回ったとの批判が広がり、内閣支持率も下降気味の状況で、首相のリーダーシップで封じ込めに動く姿勢を演出しているようにみえる。5日の新たな措置も、こうした流れの一環だ。”と評しています。実際その通りにしか見えません。  さて、そんな「安倍政権の”やってる感”だけの新型コロナ対策」について、世界各国の対策を比較する漫画を描いてみました。ちゃんとやってる指導者と、やってる感だけの指導者。どこが違うんでしょう?

感染拡大の中、世界各国で「新型コロナ」対策が

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水際対策ならいち早くすべきときに安倍政権の面々は……
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100日で崩壊する政権

漫画だと笑えるけど、これ、ほぼ「現実」です