伊方原発3号炉インシデント、四国電力報告書を読み込んでみた


ブスタイリレーの方向試験を行う直前の187kV系統の状態

ブスタイリレーの方向試験を行う直前の187kV系統の状態 3号炉は、方向試験のための負荷*として500kV主回線から特例として187kV回線に接続を切り替えられている。 (出典:伊方発電所187kV 送電線の遮断に ついて 詳細版2020/02/12 四国電力) 〈*負荷とは、電流を流して電気エネルギーを消費するもので、負荷がなければ、電流は流れないし、負荷が小さければ電流はちょっぴりしか流れない。四国電力の説明では、現在1,2号炉だけでは負荷として過少で、ブスタイリレーの方向試験には不十分だったとのことである。廃炉措置中故の特異的現象といえる〉