伊方原発の重大インシデントで「臨界」はあり得ずとも、軽視してはいけない決定的な理由


PWRの制御棒クラスタ

PWRの制御棒クラスタ 制御棒は、炉心で均一に中性子を吸収するために左のようにクラスタ化されている。 左の制御棒クラスタが、右側の制御棒駆動軸と接続され、上下に操作される。 定検時には、制御棒駆動軸と制御棒クラスタの連結が外れ、制御棒クラスタは重力で炉心に留まる。制御棒駆動軸と制御棒クラスタの連結ははラッチで行われ、これは定検時に専用工具で解結される。。 今回のインシデントでは、48本中1本の制御棒クラスタが、駆動軸との連結を解除されていなかったと考えられる 日本原子力研究機構(JAEA)より引用