女性の約半数が「夫の家事育児に不満」。「本当に何もやらない、ストレスの限界で離婚したい」

既婚女性に夫の家事・育児に関する調査を実施

ゴロゴロする男性と掃除をする女性 人材派遣業のビースタイルは1月6日、「夫の家事・育児」に関する調査結果を発表した。調査は昨年11月13日~22日にかけて実施、ビースタイルや同社が運営する求人媒体「しゅふJOBパート」に登録する女性725人から回答を得た。

年代が上がるほど、夫への不満度が高まる

 「2019年を振り返って、夫は家事・育児に十分取り組んでいたと思うか?」と聞くと、「家事・育児を十分行っていて満足」と答えた人は、19.3%にとどまった。  対して「不満」(「少しは行っていたが不満」「全く行っておらず不満」の合計)と答えた人は52.5%に上った。約半数の女性が、夫の家事・育児への関わり方に不満を感じていることが分かった。  夫の家事・育児への満足度について直近3年の回答を比較したところ、「家事・育児を少しは行っていたが不満」が増加している。同回答は、2017年には33.2%だったが、2019年には38.5%に上昇した。  回答を女性の年代別に比較すると、「家事・育児を十分行っていて満足」は「30代以下」では29.6%だが、「40代」では18.2%、「50代以上」では14.8%と、年代が上がるにつれて「満足度」は下がっている。
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内心は不満。でも収入差を考えて諦める女性も
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