伝統料理を楽しんだら、土産探しとチルアウト<心ときめく楽園イビザに恋して3>

EBUSUS(エブスス)

 ダルト ヴィラ散策の後はイビザタウンで昼食を取るのが良いだろう。海外旅行ガイドブック「地球の歩き方」でイビザ島特派員をしている今岡史江氏は、日本人におすすめしているお店の1つに、Vara de Rey(ヴァラ デ レイ)にあるエブススを挙げる。 「ヴァラ デ レイはイビザタウンを観光する際に起点となる場所。エブススはイビザの伝統料理が味わえ、日本人の口にも合うのでおすすめ。リゾート気分を味わうには、テラス席でのんびりと食事すると良い」  エブススでは、日本人に親しみのあるスペイン料理を中心としたアラカルトメニューを楽しめる。今回は今岡氏おすすめのイビザ伝統料理であるBullit de peix con su arroz a banda(イビザ産の魚煮込みとパエリア)を注文。  イビザ産の魚煮込みは2人前からの注文になる。そのため、量も大皿を埋め尽くすほどの食材で一杯だ。  赤い魚はカサゴ、白身魚はメロ(銀むつ)。イビザで獲れた大ぶりの魚と、じゃがいも、さやいんげんに、特製の味付けソースがたっぷりとかけられている。豪勢かつ肉厚な魚の煮込みは、舌鼓を打つこと間違いなしだろう。  煮込みの次はパエリアが登場。イビザ流の食の嗜み方は、ハーブ酒をお供にして食べると良いとのこと。アブサンのような、ハーブ独特の風味は少々好みが分かれるかもしれないが、お酒好きはチャレンジしてみるのもありだろう。

PACHA shop

 ランチを食べた後はショッピングタイムを楽しむ。  イビザタウンは、お土産品を探し求めるのに最適なロケーションだ。イビザのお土産で定番なのが、老舗のクラブPACHAのショップ。ファッションアイテムはもちろん、雑貨やキーホルダーなども人気がある。さくらんぼのチャーミーなデザインはPACHAを象徴するもので、イビザ観光のお土産にぴったりだろう。  なお、PACHAショップ目の前に見えるフェリー乗り場からは、ヨーロッパ最後の楽園と称されるフェルメンテーラ島に行くことができる。  海の透明度は抜群で、チルアウトするのには最高の場所。ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
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食料品のセレクトショップ「CAN GOURMENT」
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