激安天ぷらチェーンが名古屋に誕生! 仕掛け人はあの「名古屋メシ大手」
名古屋を拠点とする人気外食チェーンが「新たな一手」を踏み出した。
中部地方を中心にラーメン・甘味専門店「スガキヤ」を運営するスガキコシステムズ(名古屋市)が、満を持して参入したのは「天ぷら業界」だ。
今や名古屋人の「ソウルフード」とも言われるスガキヤだが、その創業は古く戦後すぐ、1946年のこと。名古屋市栄に「甘党の店」を開業させたのが始まりだ。1948年には店名を「寿がきや」に改め、1958年に「株式会社寿がきや」を設立、1994年に現社名の「スガキコシステムズ株式会社」となった。同社は東海地方を中心に「スガキヤ」、上質志向のラーメン店「らーめん寿がきや」、博多うどん店「木村屋」を運営するほか、合弁会社を通じて台湾、インドネシアにも店舗を展開する。
一時期は首都圏から九州まで店舗展開していたスガキヤであるが、2019年現在の国内店舗は残念ながら東海・北陸地方と関西地方のみとなっている。ちなみに、店名の由来は創業者の苗字「菅木」にちなんだものである。
名古屋人でも「あのスガキヤが天ぷら!?」と驚く人はいるであろうが、実は、同社が天ぷら業界に参入したのは初めてではない。スガキヤは2015年にも天ぷら専門店「寿、一得庵」の1号店を愛知県岩倉市に出店したが僅か1年で業態撤退。その後、2016年7月にはうどんを主体としつつ天ぷらも提供するという天ぷら・博多うどん専門店「一得庵」の1号店を名古屋市大須に出店したものの、1店舗のみに留まり新規出店はおこなわれていなかったという過去がある。
名古屋人のソウルフード「スガキヤ」、天ぷらへの「再挑戦」
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