1000円からある激安中華ドライブレコーダーはどこまで使えるのか?

「安かろう悪かろう」から「高コスパ」へと進化を遂げてきた中国製品。HUAWEI問題をはじめとする米中貿易戦争のあおりで、日本でも再び評判を落としかけているのはもったいないかぎり。今こそフェアに評価したい、中国の良品を厳選して紹介する!

7000円台の中華ドラレコが秋葉原で人気!

東映無線

東映無線の売れ筋は、国内メーカー、ナガオカがリパッケージした「movio MDV R108W DR4K」(7680円)。多機能搭載で、日本語フォントを採用している点も高評価。操作性はやや惜しい

 秋葉原の名物である激安ショップで、今もっとも注目を集めているのが「ドライブレコーダー」。’17年に発生した「東名あおり運転」を機に、マイカーにドラレコを導入する人が急増しているのだ。 「かつての中華ドラレコは、いかにもな激安品ばかりで、一部のマニアにしか売れていませんでした。しかし、東名あおり運転以降、中国メーカーのOEM商品を国内メーカーがリパッケージした製品が多く出回っています。7000円台のモデルでも、WDR撮影や駐車監視機能など、ドラレコに必須な機能を完備。国内大手メーカー品なら、同等の性能のものが1万5000~2万円はしますね」(「東映無線」の西出貴博氏)  もっとも、中華製品もピンキリ。秋葉原のショップには1000円以下のノンブランド品も売られているが、こちらは「とりあえず写ればいい」程度のクオリティだ。
ノンブランド品

ノンブランド品 実勢価格980円での映像。ノンブランド品は、画角が狭く画質も不鮮明で、何が起きているのかわかりづらい。安すぎるものは、証拠としては心許ない

決定的に違うのは画角と画質。7000円クラスの製品なら超広角で撮影されるので、対象がどのように動いたのかを明確に記録することができます。画質も4Kなので、当て逃げされたときに相手の車種やナンバーをしっかり押さえることが可能。超激安ドラレコでも、こちら側の信号の色は読み取れますが、危険運転の車両情報までは読み取れません」
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中華ドラレコの注意点は
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