元日経記者が教える、いまさら聞けないチャートの読み方の基本のキ

投資効率を高める「チャート分析」

チャート 株価の動きをグラフにしたものを「チャート(罫線=けいせん)」と言います。株式市場では、過去から現在に至る株価の動き(足取り)から将来の動きを予想するチャート分析に根強い人気があります。  チャートには、いろいろなタイプがあります。日々の株価の動きをグラフ化した日足(ひあし)、1週間の株価を表した週足(しゅうあし)、さらに月足(つきあし)、年足(ねんあし)などがあります。  日足や週足を見ることで、比較的短期の株価の動きが分かります。月足、年足からは長期的な株価動向を知ることができます。投資家がチャート分析をするのは、さまざまなチャートから売りと買いのタイミングをつかみ、投資効率を高めることを目指すためです。  参考までに、情報サービス会社、クイックが作成した日経平均の最近の日足、週足、月足の動きを見てみましょう。
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期間の違いでチャートの形はこんなに変わる
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