成功者には8つの共通ルールがあった! ビル・ゲイツやジェフ・ベゾス、著名人の発言から見る
この世界には歴史にその名を轟かすような成功者もいれば、そうでない人もいます。では、成功を収める人とそうでない人は何が違うのでしょうか? 成功者たちだけに共通する特質があるのでしょうか?
こんなことを疑問に思って、ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツ、リチャード・ブランソン、セルゲイ・ブリン、ラリー・ペイジら、500人以上の成功者に直接インタビュー調査を行なった人物がいます。その名前はリチャード・セント・ジョンです。
マーケティング・コミュニケーション会社を立ち上げた起業家でもある彼はある日、飛行機でたまたま隣の席に座った少女から「成功に導いてくれるものはいったい何?」と質問されました。それをキッカケに、成功者がどのように成功に至ったのかを研究することを決意します(『世界の一流だけが知っている 成功するための8つの法則』リチャード・セント・ジョンより)。
この調査の結果わかった、500人以上の成功者に共通する8つのルールについて見ていきたいと思います。
①情熱を注げることをやる
成功者に共通するルールのひとつ目は、彼らは皆自分のやっていることが大好きだということだそうです。
『ハリー・ポッター』シリーズの作者、J・K・ローリングは「私の本を読んで楽しんでくれている誰よりも、私はこの本を書くことを楽しんでいるわ」と述べています。成功者になるには継続的な努力と、失敗してもその度に乗り越えるタフさが必要であり、継続的な努力をするには、まず自分のやっていることが好きなことでないと難しいでしょう。
逆に言えば自分の大好きなことであれば、多少の失敗や挫折を味わっても立ち上がって乗り越えることができるはずです。
②懸命に働く
成功者に共通するルールの2つ目は、彼らは皆懸命に働いているということだそうです。Googleの共同創業者、ラリー・ペイジは「Googleを立ち上げた学生時代から、僕たちは事業に一生懸命取り組んできた。それこそ一日24時間頑張っていたよ」と述べています。
どんな分野でも一人前になるには1万時間の下積みが必要だとされる、いわゆる「1万時間の法則」には賛否両論がありますが、単純に、費やした時間や労力と、その成果や成功の大きさが比例することは疑う余地がないでしょう。逆に言えば、特別な才能や適性がなかったとしても、懸命に働くだけで成功者に近づくことができるのです。
③ひとつのことに集中する
成功者に共通するルールの3つ目は、彼らは皆ひとつのことに集中するということだそうです。著名な映画監督、ノーマン・ジュイソンは「大事なのはこれをやるんだと心に決め、ひとつのことに集中して取り組むことだ」と述べています。
彼はあることに夢中になると、ほかのことに見向きもしません。そしてひとつのことに集中するほど、その習熟度は上がり、成果にも結び付くでしょう。
④自分を奮起させる
成功者に共通するルールの4つ目は、自分を奮起させることだそうです。世界で最も著名な経営学者の1人であるピーター・ドラッカーは「自分を奮起させるんだ! そして頑張って頑張って、頑張りとおす。そうすれば必ず成果が出る」と述べています。
けれども、どうすれば自分を奮起させることができるのでしょうか?それは、「①情熱を注げること」や、「⑦人のためになること」に取り組むことです。それらはきっと、自然とあなたを奮い立たせてくれるはずです。
⑤アイデアを生み出す
成功者に共通するルールの5つ目は、素晴らしいアイデアを生み出すことだそうです。マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツは「私には世界で初めてのコンピュータ・ソフトウェア会社を設立するというアイデアがあった」と述べています。
彼らが素晴らしいアイデアを思いつくのは、問題を抱えているからです。困難な問題を解決しようとするときにこそ、思いもつかないような創造的なアイデアが生まれます。ですから、人生うまくいかないと感じているあなたこそ、素晴らしいアイデアを生むチャンスに恵まれていると言えるでしょう。
成功者500人に共通する8つのルール
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