シュワルツネッガー、米露首脳会談を「みっともない」と一蹴。トランプ大統領を痛烈批判

 昨日、アメリカのトランプ大統領がロシアのプーチン大統領と1対1での会談を行った。トランプ氏を後押しするため、米大統領選の裏でロシア連邦がサイバー攻撃などの工作をしていたという「ロシアゲート」問題はうやむやのまま。そんな“盟友”プーチン氏と行われた首脳会談にあの「最強の男」が物申した。

「アーノルドを大統領に」の声も

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シュワルツネッガー氏が投稿した動画は、みるみるうちに再生回数が伸びていった

 トランプ大統領を厳しく非難したのは大物政治家か? はたまたセレブか? 答えはその両方。元カリフォルニア州知事で、ハリウッドスターのアーノルド・シュワルツェネッガー氏が、自身のFacebookページに次のような内容の動画を投稿したのだ。 「トランプ大統領、あなたとプーチン大統領の会見を観たが、みっともなかったよ。意気地なしみたいに突っ立ってた。まるで小さなファンの男の子みたいに。観ていて『いつサインやセルフィーをねだるんだろう』と自問自答したよ。あなたは文字通り、この記者会見で我々の情報機関や司法制度、そして一番酷いことに国家を売り渡した。あなたはアメリカ合衆国の大統領だ、そんなことをするべきじゃない。どうしてしまったんだ? ベルリンの壁に立って、『ゴルバチョフさん、この壁を壊しなさい』と言ったロナルド・レーガンの言葉、強さはどこに行ってしまったんだ? そういったものはどうなってしまったんだ? はぁ……(大きくため息をつく)」  このメッセージ動画が公開されると、わずか2時間程度で2万人の“イイね!”がつき、4000件近いコメントがつく事態となっている。なかには「アーノルドはトランプを後押しするべきだ!」というコメントもあったが、反響が大きかったのは、やはりシュワルツネッガー氏と同じく、トランプ大統領に批判的なもの。 “ロシアは2016年の選挙に介入していたか?  FBI:イエス  CIA:イエス  NSA:イエス  目撃者:イエス  プーチン:ノー  トランプ―ほらみろ、ロシアは何もしてないって言っただろ“  ご覧のとおり、さまざまな情報が浮かび上がっても、依然としてロシアの工作はなかったと言い張るトランプ大統領を揶揄するような内容だ。 “学校で自由や公共機関に敬意を払うように教わったアメリカ人が、トランプの大統領としての間違った振る舞いを正当化しようとしてることが信じられない。トランプみたいに独りよがりで、世界中に恥をさらしてることを恥じるべきだ“  また、「アーノルドが大統領を狙えるように改憲するべきだ!」という意見も見られるなど、大統領を相手に“喝”を入れたシュワルツェネッガー氏を讃えるようなコメントも多く見られた。
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トランプは「ロシアゲート」問題も否定
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