マッチングアプリで「勝てない」人はここがダメ。日本人男子がTinderで勝てないワケ

TinderのWebサイト

 出会いのコミュニケーションツールとして、日本でもすっかり定着した「デートアプリ」。なかでもTinderは外国人の利用者も多く急速に普及したが、さっぱりマッチせず、気づくと放置していた……なんて人もいるはずだ。しかし、本当にアプリを100%有効活用していたか、もう一度見直してみてはどうだろう?

プロフィール文はカジュアル化が進行

 現実のデートと同じく、こういったデートアプリは日夜流行が変化している。アプリが普及するとさまざまな“攻略法”が出回るが、教科書通りの方法を使って、あとは放置しておけるほど甘くはない。デートアプリはあくまで“コミュニケーションツール”。アプリを使っていかに伝えるかが重要なのだ。  かくいう筆者(男性・31歳)も「英語は話せるし、それなりに運動もするし、スペックは悪くないはず!」と、同年代の女性にアドバイスを求めつつ、Tinderを使ってみたが……。アプリに吉報が届くことはなかった。  しかし、前述のとおり、しっかりアプリを活用していたかというと疑問が残る。こちらが異性に伝えたい情報と、相手が知りたい情報が合致していなければ、マッチすることなどないからだ。  では、いったいどのようにコミュニケーションを取ればいいのか? 恋愛コンサルタントの鈴木リュウ氏が、Tinderの最新トレンドを教えてくれた。まずはプロフィール文の書き方から。 「最近は長文で丁寧にプロフを書くよりも、カジュアル化が進んでいます。シンプルでそっけないほうが、がっついていない感が出ていてウケがいいです。かつてのように『こんな職業でこの街で飲んでてこんなお酒が好きで……』と日本語で書いて、本気度を強調するのはよくありません」  さっそく自分のプロフィール文を振り返ってみると……。あれが好き、これが好きと完全に情報過多。本気度を和らげるために使っている慣れない絵文字が悲壮感を増している。いっぽう、外国人ユーザーのプロフィールを見るとシンプルな内容のものがほとんどだ。 「英単語をスラッシュで区切って配置するのが、特にオススメです。また、早慶以上ならば学歴は絶対入れること。そうでなければ入れなくてもいいです」  たとえば、金融の営業をしている36歳ならば、理想のプロフィールは下記のとおりだ。
fashion/wine/music/surfing English OK 金融系の仕事をしています。 気になったらお話して飲みに行きましょう! 175cm/71kg
 これほど文字量が少なくていいのかと驚いてしまうが、相手にとって必要な情報さえ伝わればいいのである。あれもこれもと自分の思うストロングポイントを羅列しても、読んでもらえなければ意味がないし、ましてや「面倒な人かも……」となれば、マッチすることなどありえないだろう。
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写真でどれだけ伝えられるか
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